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使えない飼育セット

TOMYのハーミーズクラブ  マルカンのヤドカリランド
がなぜ非難されているのか?



オカヤドカリがペットとして広く普及したのは、去年(2004年)の夏からです。
ブームの火付け役は「おもちゃのTOMY」が売りだしたハーミーズクラブという飼育セットです。
TOMYは玩具店やバラエティショプなどで販売していました。

今年になって「大手ペット用品のマルカン」という会社がヤドカリランドというハーミーズクラブにそっくりのセットを売り出しました。
今は、ペットショップを始めとしてホームセンター・スーパーなど、あらゆる場所で売られています。

ハーミーズクラブ・ヤドカリランドでサーチエンジン検索してみて下さい。
この商品を批判する内容のブログやホームページが大変多くあります。
それは、未熟な飼育セット簡単に飼えるという説明が店と消費者に誤解を与えてしまうからです。
オカヤドカリを飼ったことがある人は、見ただけで「使えない」と判るからです。
 本来、正しく管理すれば何年でも生きられる生物なのに間違った飼育情報で、ひと夏で死なせてしまう飼育者も多いようです。


< ヤドカリランドのセット内容 >
      
 ( マルカンのホームページ [ 商品詳細 ] から抜粋  TOMYのセットもほぼ同じサイズ )
 標準小売価格:3,000円 (税抜)

 セット内容: オカヤドカリ 1匹、 飼育ケース、 サンゴ砂、
 パームランド(椰子の木型 餌いれ・水入れ)、 アートシェル、
 温度計、ヤドカリランチ、 ヤドカリ飼育ガイド、 バックボード

 <サイズ等>
 ケースのサイズ :W240×D160×H165mm
 サンゴ砂の量  :700g


            <オカヤドカリ飼育に最低限必要なもの>
 ・ 飼育個体数に合わせて十分に動き回れる大きさの飼育ケース(2・3匹でW400mm 程度以上) 
 ・ オカヤドカリが潜るために十分な量の砂(5〜10Kg以上)     ・ 運動するための岩や流木
 ・ 温度計、湿度計 (湿度調整用の霧吹き)              ・ 隠れるためのシェルター
 ・ 水浴び可能な大きさの水入れ                    ・ 宿替え用の貝殻 (なるべく沢山)
 ・ 数種類の餌が入る大きさの餌入れ                 ・ 保温器具 (外付けのパネルタイプが良い)


上の二つの表を見比べて見て下さい。
オカヤドカリを飼ったことがない方には解かりにくいかも知れませんが、まずケースが小さ過ぎます
サイズが W240×D160mm とありますが、コレはケース上部のフチの大きさなので、底の部分は、20cm×12・3cm程度です。
パームランド(椰子の木型 餌いれ・水入れ)を入れると、ケースの半分近くのスペースが埋まります。
貝殻や、シェルター(別売りであります)などを入れると足の踏み場もありません。
砂も少なすぎるし粒が大きすぎて、オカヤドカリは潜って脱皮することができません。


椰子の木型 の水入れと餌入れも小さすぎます。
水入れは水浴びができる大きさのもの、餌入れは数種類の餌が入るもの
が必要ですが、このセットはペットボトルのキャップ程度の大きさしかありません。

また、最近は多くの飼育者が、海水も飼育に必要であると言っています。
オカヤドカリが海水浴できるように、真水のほかに海水(人工海水も可)を入れる容器を設置している飼育者も少なくありません。

他にも大勢の方が色々な指摘をされていますが、『全体的に小さい・不十分、こんな飼い方をしたら死んでしまう』というのが大方の飼育者の意見です。

会社側が
『このセットで、オカヤドカリを飼育できます』と言うのは大きな間違いです

このセットが、オカヤドカリの飼い方を消費者(飼育初心者)に誤解させてしまう原因となっています。





ハーミーズクラブ・ヤドカリランドで飼育されている方は、すぐに大きなケースに移してあげて下さい。

小さなケースに、小さな水入れ、少量の砂では、いずれはオカヤドカリが死んでしまうことを理解してください。


 ※ 飼育ケースの大きさについては、管理人の私見ですが 水槽の大きさ(管理人のブログ)に書いています。 



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