てとら流の飼い方




コレが正しい飼い方なのかどうかは解りませんが、我が家でのおかやど飼育法を紹介します。



砂と隠れ家


砂は、粗め(ゴマ粒からご飯粒くらいの大きさが入り混じった)の珊瑚砂です。 

湿度は、濡れた流木や湿らせた布を入れて調整していますが、砂はドライ派です。

砂が乾いていて粒も大きめなので、おかやど達は砂の中で過ごすのに必要な空間(洞)を作る事ができません。(ある程度は潜ることは出来ます。)

だから、隠れ家になるものを沢山入れてあります。



<脱皮のときは?>

    脱皮は、おのおの好きな隠れ家でします。

他のおかやどにチョッカイ出されないように別の飼育ケースへ隔離したり、バリケードを作って(重めの食器や流木などを使う)隠れ家へ出入りできなくします。


私が勝手に思うのですが、砂の中で脱皮する場合、自分の周りの砂(洞)が崩れたりして、元の貝殻に戻れなくなってしまって、衰弱したり他のおかやどに貝殻を取られたりして死亡に至るのでは・・・・
我が家のおかやど達を見ていると、隠れ家の中は周りに十分な空間があるので、貝殻からの出入りが楽なのではなかろうかと・・・
とりあえず、今まで一度も失敗がなく、この方法で脱皮しています。


     脱皮後は、4・5日で抜け殻の固い部分を残して、ほとんど食べつくします。

    1週間から10日でウロウロ歩き出すので、水と餌を与えます。

    餌をガツガツ食べるようになったら、他のおかやどと一緒にしています。


脱皮から脱皮後の様子を見て確認できるのが、「隠れ家脱皮」の利点でしょうか。





 植物との共存

私は、おかやどと植物の共存(一緒に育てること)はしていません

おかやどかりウムに植物を入れる場合は、餌(または装飾)としてです。


   土の入った植木鉢を入れると、おかやどたちに掘り返されて、砂を汚されるので入れられません。

   ハイドロカルチャーした観葉植物(ガジュマル)を入れてみたら、我が家のおかやど達は、ハイドロ

   を掘り出して散らかし、最終的にはガジュマルを引っこ抜いて枯らしてしまいました。(泣)


植物を食料として与えるつもり(枯れてもかまわない)ならいいですが、一緒に育てることは難しいです。

だから、我が家では小さな容器(おかやどが入れない大きさ)に水を入れて砂に埋め、剪定した植物の葉や枝を挿しています。



でも、ハイドロ化した植物と上手に共存させている方もいらっしゃるようです。
これから、植物とおかやどを一緒に育ててみようと思われる方は、トライしてみて下さい。


  (参考までに)
  おかやど との共存に不向きな植物

  エアープランツ : 日当たりと風通しの良い場所で育ちます。
              湿度が高く、風通しが悪いと、すぐに付け根が腐ってバラバラになります。
              私は、3株のエアプランツを入れて、全滅させました(泣)。
            
  多 肉 植 物  : ほとんどの種類が直射日光を必要とします。 水分はあまりいりませんのでハイドロに不向きです。
              (ちなみに、我が家のおかやどの大好物です。)
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